「今年も防災の日はもうすぐ!もしもの時に使えるかも?のCOKE CAN STOVEです。」 親子で作ろう・遊ぼう <509>

「今年も防災の日はもうすぐ!もしもの時に使えるかも?のCOKE CAN STOVEです。」 親子で作ろう・遊ぼう <509


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 天災は忘れたころにやってくる。だそうですが、91日の防災の日に向けて、気持ちを少しひきしめます。食料の備蓄や水の確保だけでなく、煮炊きのための加熱道具も準備の中にあります。幸い山道具はイザというときの強い味方です。

アルコールがあれば利用できる、空き缶で作るストーブも、火力が弱いこと、風に弱い等の弱点を理解すれば簡単に作れる優れものだと思います。

ネットでもいろいろなアルミ缶ストーブの製作例があり、大変勉強になります。

 今回はその中でToys from Trashのアルコールストーブが非常に簡単で、そこそこ使えるものだと思い、作ってみました。もちろん耐久性はありませんが、ハサミと画びょうがあればアルコールを燃料にして簡単な加熱調理ができます。焚き火やその他の火を使う方法の一つとして知っておいても損はないようです。

 とにかく簡単です。アイデアありがとうございました。


作って・遊んで、楽しむよ※


<今日の遊び・勝手な一人評価です>

・楽 し む 時 間:製作時間は慣れれば一台10分以内。

・お小遣い貢献度:昨晩の残った空き缶を利用です。

・子ども楽しめ度:大人に任せてください。切り口は危ないよ。

・考  え  度:大雑把な私好みの簡単作業です。

・安  全  性:火は大人に任せること。少し大きくなってから防災の仲間です。


<使った物> 

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・昨晩飲んだ発泡酒2缶、ハサミ、画びょう、ニッパ、コイン等でした。


<作るよ>

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アルミ缶の底から3.5センチくらいの所に切り取り線を引きます。

缶の底の部分を2つ使います。

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ハサミで切り出します。

切り口が鋭いので、子どもは近づきません。痛いぞー!!


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底の部分が2つ切り出せました。

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ニッパーがあれば缶の片方の切り口を内側に軽く曲げておきます。

もう一つの缶をここに重ねる準備です。

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 2つの切った缶を重ね合わせるように組み合わせて行きます。

缶の底を2つ重ねて、小さなボンベができました。

力が入りすぎると、缶にクラックがすぐ入ります!

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こんな感じです。

後から被せた底の部分がバーナーの火口になります。

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 缶の底の外周に16個の穴を開けます。真ん中には少し大きめの穴を開けます。

今回は外周は2ミリ、中心は4ミリでやってみました。

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これで完成です。中心部を大きく切り出さないで済むのでとっても簡単でした。

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普段使っているハイキング用のアルコールストーブと比べても大差ないです。

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使ってみます。

簡易タイプなので、本体の下にアルミコッヘルの蓋を敷きます。

点火の際にこのコッヘルにもアルコールを少し出して、そこに点火します。

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アルコールを注入します。

最後にコッヘルの蓋に少々アルコールを出します。

量については十分練習して適当な量を体で覚えましょう!!責任をもって練習し、コツを掴みましょう。

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 アルコールを入れたら中心の穴の上にコインを置きます。

これが安全弁の働きだそうです。

 最後に下に敷いたコッヘルの蓋に溜めたアルコールに点火します。

あたたまると中央から炎が出てきます。そして次に外周の穴から炎が出て五徳を用意すれば湯が沸かせます。

 炎は風に大変弱いです。屋外の周りに危険物のないところで練習します。

また、炎は大変見にくいので、燃えているのか消えているのかわかりにくいので、子どもさんは絶対に離れていてください。

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こんな感じでした。これでも燃えているんです。炎、見えませんね!


屋外では炎がよくわかりません。


あくまで、簡易ストーブですので、屋外の安全な場所で十分練習し、安全な扱いを習得したほうが良いと思います。怪我、火傷をしないよう十二分にご配慮ください。

個人的には、大変弱いので山に持って行くようなストーブじゃないと思います。あくまで緊急用、一時的な便利グッズではないでしょうか。役に立つ日が来ないことを願いながら頭の引き出しにしまいます。

本当に地震、津波、台風、火災等への心の準備をして生き残る力を身につけることは大切ですよね。


今日もToys from Trashで勉強できました。ありがとうございました。



参考にさせていただいたHPに感謝します。世の中、本当にすごい人がいっぱいですね。

ありがとうございました。今日も楽しめたよ。



このページの内容は「NPO法人 がくじん舎」の場で担当者が、皆で遊んだ、または、これから遊ぶ内容です。

今まで親子で楽しんできた内容を中心に記録しました。私たちがWebで教えてもらったように、お子さんと遊ぶヒントになれば幸いです。

NPO法人 がくじん舎」は会費も材料費もかけずに休日に親子で楽しんでる、ノンビリしたNPOです。HPは大変更新が遅いですが「ようこそNPO法人がくじん舎です」です。